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橋下徹知事による大阪府の博物館施設「見直し」に反対します。皆様の賛同をお願いいたします。
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e36b85e2.jpg◆岡山から、県立吉備路郷土館が、県の財政難により、総社市へ委譲されるとの情報が入ってきました。岡山のみなさんが「吉備路郷土館の未来を考える」連絡協議会を結成し、2月28日(土)の吉備路郷土館の役割や将来像をめぐるシンポジウムを企画しています(右ポスター)。連絡協議会のHPは下記。
iseki-hogo-chousadan.schools.officelive.com/default.aspx
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博物館問題について、これまでにいくつもの雑誌等で様々な議論、報告がなされています。主な記事を一覧にして紹介しておきます。

『考古学研究』54-4 2008年3月
  考古学研究会常任委員会「「大阪府知事への要望書」について」
『月刊 ミュゼ』84号
 2008年4月
  毛利和雄「大阪府の博物館統廃合案に反対あいつぐ」
『ヒストリア』210号
 2008年6月
  大阪歴史学会委員会 「大阪府の博物館の存続をめざして」
『考古学研究』55-1
 2008年7月 展望「大阪府の博物館「見直し」問題を考える」
  一瀬 和夫「大阪府の博物館の現状と課題―大阪府財政再建プログラム案の波の中で―」
  吉村 健「博学連携の現状と課題―弥生文化博物館のアンケートから―」
  虎間 麻実「池上曽根弥生学習館の来し方7年―大阪府池上曽根遺跡と弥生文化博物館との関係を通して―」
  広瀬 和雄「考古学研究と博物館―<快適環境づくり>と自治体・研究者の役割―」
『月刊 ミュゼ』85号 2008年7月
  一瀬 和夫「大阪府の博物館統廃合案はひとまず、見送りに」
『ヒストリア』211号 2008年9月 特集「大阪府の博物館を支援する会」主催シンポジウム
  苅谷俊介「歴史とロマンと博物館」
  多賀茂治「新しい博物館像をめざして-兵庫県立考古博物館の挑戦-」
  高田健一「歴史環境としての遺跡」
  向井幸一「博物館と学校教育のつながり」
  一瀬和夫「大阪府の博物館の建設推移-遺跡分類から見る-」
  福永伸哉「大きな役割を担ってほしい大阪府の博物館」
『日本遺跡学会会報』10号 2008年10月
  小川裕見子「大阪府の博物館問題の経過について」
『古代学研究』181号 2009年3月
  小川裕見子「大阪府立博物館の「見直し」の経過について」
『日本史研究』565号 2009年9月
  一瀬和夫「大阪府における博物館群の問題」

 8月3日のシンポジウム内容が9月4日の朝日新聞夕刊、9月5日の毎日新聞夕刊に掲載されました。

 
 朝日新聞では存続には学識者や府民らが「サポータ」として博物館を支える仕組みをどう作るかが今後の課題としてあげています。

01c3977c.jpeg
 毎日新聞は、実物の持つ力とその力の伝え方を博物館のもつ可能性にあげています。







 新たな博物館像をめざして、8月3日のシンポジウムでアンケート調査を行いました。アンケートは、博物館を次の3つのタイプから選んでもらい、提言やアイデアもあわせて記入していただきました。
 遺跡型(遺跡での遺物の出土状況やそこからの実物の出土品をそのまま見せる。そのため解説文が多い) 例…泉北考古資料館
 テーマ型(解説文を少なくして展示品を物語で並べて、その背景なども伝えるために模型やレプリカ、模造品が含まれることが多い) 例…弥生文化博物館
 
体験型(展示品に触れ、動かしたり、展示空間に身をおいたりすることで五感を通じて現象を感じて思考する)

博物館のタイプ A-遺跡型(7) B-テーマ型(8) C-体験型(8) 複数/無選択(13)
10代
20代
30代
40代
50代
60代
70代以上
不明
合計 13 11 13

                    ※表の( )内はコメント記入数をさす

その結果、次のような傾向が得られました。
・博物館ややAが少ないといえども、全体的にほぼ均等に分散している。
・Aに関しては30代以下の若者の支持が多い。
・Bに関しては圧倒的に30代以下の若者の支持が少ない。
・若者はA支持とC支持に二分している。
・コメントのなかに、A・B・Cどれかではなく、いろいろあってよいというものが多かった(10名)。ただ、その中にさらに、それぞれ館のおかれた状況や特性によって機能分化した館があればよいという意見と、それぞれの館が複数の側面を備え、さまざまな機能をとりいれるべきという意見と2タイプあった。
・市町村、学校教育、情報ネットワーク、など様々な側面において連携を強化するべきであるという提案が多くみられた。
・Cの体験型については、好ましいとしながらも、五感をつかったり体を動かすのは歴史系の博物館にはそぐわないのではないかという声が複数あった。     

所見
 選択の統計をみても、コメントをみても、利用者側のニーズが多様化していることがあきらかである。様々な施設やシステムとの連携を求める声も、その反映であろう。その一方で、年齢層の比較的高い人の意見(特に男性)にはまとまりがあり、現状で慣れ親しんだBのテーマ型博物館が最も好ましい、Cの体験型は歴史系にはなじまない、といった保守的な意見も多かった。おそらくこの層が、現状の博物館においての安定的な利用者層なのであろう。しかしながらその他の利用者層においては、各々のニーズが放射状に広がっている。

コメント

・市町村ともっと連携(泉北)10代女
・立地、資料の豊富さをもっと活かして規模の大きな企画を、存在をもっとPR(泉北)20代男
・レプリカや模造品だと本物じゃないのかとがっかりする。本物をたくさんみたい。(20代男)
・坪井先生がおっしゃられているのは、調査活動を行う主体となることで国からも補助金や支援をうけられる場としての博物館の役割だと思います。(20代女)
・個人的にはありのままのカタログがいい。公営博物館ではそれはだめでしょうが。(30代女)
・感動を伝えるためには継続して調査担当者が現地で活用していく必要があるのでは(30代男)
・専門的な知識やよほどの関心がないと見ようと言う気持ちが起こらない。私にはほとんど楽しめません(30代男)
・現在の時点からいきなり博物館の中にはいって弥生や古墳時代にタイムスリップしたとして、何ら時間的な連続性が感じられない。見せるならいかに今の時点まで変遷したのかを見せる必要があると思う。(30代男)
・できるだけ多く、ガイダンス施設としての規模でもあることが望ましい(40代男)
・基本的にはこの形であると思う(60代男)
・その土地で実物を見る感動インパクト。カビなど保存面には問題。一度見れば十分(不明男)
・歴史全体の中での遺跡の位置づけを明確にわかりやすくしてほしい。入門者用に携帯用の解説があるとよい。(不明)

・池上の未整理資料等を館主導で整理・研究すべき(弥生)20代男
・市町村ともっと連携(弥生)20代男
・何を伝えるのか内容に寄って、税金を払ってもいいと府民を納得されることが必要。府民に対して歴史を教えることが望ましいという価値財的なアプローチはパターナリズムだという批判に対して反論できない(20代男)
・いろいろ想像できることは楽しい。レプリカやジオラマが多くても興味がもてないことも多く、どうなのかなあとおもっています(30代男)
・弥生・近つのような細分化よりも本来は考古博として大きい館が1つあることが望ましい。現状の弥生・近つはAとBの中間にならざるをえないが通史的博物館も必要では?(40代男)
・ストーリー性がある。方法によっては楽しく伝えられる。しかしその復元、映像が正しいとは限らない。研究とともに変化。テーマにとらわれ歴史の連続性、広範囲な見方にかける(不明男)
・全体の流れの中のテーマの位置づけにも重点を置いてほしい。今までわかってることも重要だがまだわかっていないことも明示してほしい(不明)

・利用者に関心をもってもらうという点からすればこれが最も効果的だが、これだけでは充分でない。択一でなく各方法の良い点・悪い点を把握した上でより効果的な方法を考えるべき(20代男)
・歴史系では実物資料重視のスタンスが中心のように感じるが、現在の博物館の危機的状況を鑑みると利用者ニーズがもっと重視されるべき。ただ、「ハンズ・オン」においても物事や現象の本質をどう考えればよいかわからなかった。旭山はプログラムや展示の柱がしっかりしているというお話だったが、この柱がしっかりしていないと文化施設ではなくなってしまうのではないか(30代男)
・五感は大切だと思います。なるほどと思えることがあると印象にのこる(30代男)
・土器は割れるもの、完形品でも触らせればよい、仮に割ってしまった人が居てもその日とは大切さを身にしみるはず。(30代男)
・理想はCなのですが、考古学の専門性を市民に解説ということを重視すればBも必要。子ども達のための楽しい体験はCだが、博物館本来(旧来)の使命から言えばBであろう(40代男)
・学校や会館施設などへの出張で対応できる?またA・Bの館で付属的機能として。(40代男)
・一番インパクトがあるが歴史系は五感がつかいにくい。単なる面白い体験で終わることが多く学習にいたらない(不明男)
・子どもや入門者にはよいが、時間なく手早く見たい人はこまるので・・・(不明)

提言
・若い人も興味が持てるようにできればよい。講演などで触れた史跡などについて所在地を紹介するのはよい。(10代女)
・教育現場との連携、社会科教育における博物館の活用。勧告の遺跡公園はこどもであふれかえっていたので参考にできれば(20代男)
・どれが一番とか選ぶことはできないのではないか?いろいろなアプローチをあわせることで広くの人にアピールすることができる。高校生離れの対策は、幼い時からの刷り込みしかないと思う。(20代女)
・いろいろな活動も大切だが展示を魅力的なものに!遺物の展示、遺跡の紹介だけの展示、正直面白い展示がどれだけありますか?学芸員の独りよがりをなくさなければ何もはじまらないと思います(30代不明)
・全てにおいて個性があるもので、好ましいか好ましくないとかはない。博物館の実体に会わせた個性をがんばって貫く必要がある。教員とともに、高校歴史教育と博物館展示、大学側の教育、入試とのリンクを目的に研究会を開く必要があるとおもう。たいていの高校教員は古代~近世史を先行していた人たちが多く、縄文~古墳の授業は極めて概念的になり、いきいきとしたイメージが伝わっていない。できれば高校教育と考古系博物館がもっと緊密な関係をつくればいいとおもう。(30代男)
・社会のニーズもいろいろなので、博物館もいろいろあっていい(30代女)
・もっと企業や個人からも出資をお願いするといい(30代女)
・最近体験イベントを行う博物館が多いが、必ずしもその場所で行う必要のないイベントをしているところがめだつ。(古代人の衣装、勾玉つくりなど)それよりその場所でしか見られないものを展示してくれるほうがよいと思う。(30代女)
・A~Cともにそれぞれの場所に作られた意味をしっかり意義づける、そこを訪ねて学ぶ動機づけが必要(30代男)
・A・B・Cとも博物館の規模や立地などによってありえるものであり、どれがよいかは一概には言えないのでは。ただし情報発信の強化が必要(調査研究のベースのもとで)(30代男)
・4月に弥生博に行ったが、立派な常設展より手作り感あふれシンプルな問いに答えてくれる企画展がずっと面白かった.身構えず親しみがもて、うけいれてくれる雰囲気がよかった。来た一が「自分が大事にされている」と感じられるような博物館であってほしい(30代男)
・A・B・Cそれぞれに特色があっておもしろいので各博物館の創意工夫が今後必要と思う(40代不明)
・強いて挙げればBをという感じ。いろんなタイプの館があって相互に個性を発揮し合う形が好ましいと思う。利用者としてもその時々の目的に応じて使い分けできる(40代男) 
・Bをもっとも好ましいとしたのはテーマ型をどだいにして今度はどこへ行こうと選択できるガイダンスの場として。小中学生の体験学習にはC、もう少し年齢が高く専門的な内容も学びたい人にはAがみているという流れを重視してはどうか。宮崎の西都原、群馬のかみつけの里が史跡公園全体を活用してこの三つの要素がうまくくみあわさっている。また学芸員養成で集客という視点を重視すべき。観光系の大学学部が関西でふえているので協力もあおぐベき。橿考研のイワミンのような親しまれるキャラクターをつくり、博物館をなくさないための世論作りに活用すべき(40代男)
・どれか一つでなくすべての要素を実現できることが望ましい。現況では近つ弥生の施設をフルに利用し、両館をB→Aへ近づける。ただし近つでは一須賀だけでなく古市も視野にいれたガイダンスとして。弥生でも四ツ池なども積極的にとりあげる。(40代男)
・全てに特化することなく、博物館の立地や目的に応じてバランスよく諸機能を取り入れた博物館が望ましいと思います。実物がただ並んでいるだけではたいくつで、テーマ物語性は欲しいが物語性のあるのはストーリーがわかるとそれでおしまいとなる。体験型博物館はあくまでも博物館の一部でそれがすべてとなるとテーマパーク(遊園地)とかわらなないのでは?博物館を訪れるひとは様々でニーズも多用で、複数の施設を設置して対応できないなら、一つの博物館に諸機能を取り入れるべき(40代男)
・(展示品)解説文がわかりやすいのでBはまちがっているし、まったくりかいしていないちゅうしょうてきなひなんをするな!!(40代不明)
・人材育成こそが博物館の実力と価値をたかめ、地域に貢献する。目先の入場者や収入に惑わされず学芸員の育成に力を入れてほしい(50代男)
・A・B・Cのミックスがよい。多様な博物館をめざす。(50代男)
・3つにわけることは可としても、どれがよいかということで意味があるのでしょうか?弥生があってそばに学習館があるのでそれぞれがよいのではないかとかんがえる(50代男)
・A・B・Cいろいろな博物館があったらいいとおもう(50代女)
・染川さんのは勉強になりました・・・(60代男)
・A・B・Cと質が異なるので同列では比較し難い。自分の好みで○を付けた(C)がいろいろあっていいと思う。(60代男)
・上記の回答(Bを選んでいる)は展示に限っての回答です。最も親しみやすく入りやすいから。提言アイデアについては沢山ありますが今日の資料、特に「大阪維新プログラム」に多くの示唆があるようなので改めて提出したい。(60代男)
・近つ飛鳥の仁徳陵復原模型はすばらしいと感じるが、大規模である割には得るものが少ない。広いスペースをつかっているが今ではもったいないという感じ。より感動や知識が得られる展示に転換していく方がよいと思う。(70代男)
・博物館存続のためのご努力に感謝します(80代男)
・もっと博物館の存在をアピールしたらいい(不明女)
・各々に一長一短あるがどれも好ましくない、マニアしかこない。(不明男)
・学生と専門家のみを対象としているような施設が多い。こんなでは府民の理解がえられない。誰のための博物館?全国で教えられるテキストに難波宮、近つ飛鳥をもうすこし盛り込まれるように働きかけを(不明)


◆「支援する会」の活動に賛同いただいているみなさまがたへ
泉北考古資料館の廃止は残念ですが(堺市への移管については確かな情報はまだありません。建物の老朽化により将来のリニューアルを期待)、博物館施設の存続という当初の要望は実現し、今後は大阪府による博物館運営の努力に課題が移っております。そこで、7月31日の署名締め切りを区切りとし、大阪府に対して提言書を提出することで、活動をいったん収束させる予定です。
・ただし、来年度の再検討が待っており、再び支援体制をとる必要が生じることが予想されます。そこで、引き続き、この支援体制は維持し、新たな情報をこのブログに追加していくことは続けていきます。
・今後も大阪府の博物館問題を注視いただきますようお願いします。

◆署名は7月31日で締切りとさせていただきました。
               ありがとございました◆

 賛同署名数は8月01日現在 3万1435名
 賛同研究者は7月01日現在     652名

いただいた署名は、大阪府への提言の際に、必ず提出いたします。



8月3日に浪速区民センターにて、
第2回シンポジウム《歴史遺産と博物館―池上曽根遺跡・一須賀古墳群・陶邑窯跡群・狭山池の未来―》を開催しました。

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 シンポジウムでは、「親しむ博物館」という内容で染川香澄さんにご講演いただきました。さらに大阪府の博物館施設ほかの活動内容を紹介し、博物館への期待や要望、さまざまな意見を会場よりいただきました。
 会場で行ったアンケートで
は、博物館を遺跡型・テーマ型・体験型に分けて、どの博物館がよいのかをみなさんに聞いてみました。その結果、みなさんの好む博物館はさまざまでした、このニーズに応えるためにも、色々なタイプの博物館が必要といえます。
 なお、当日1万1105円のカンパをいただきました。ありがとうございました。カンパは、会の活動費として大切に使わせていただきます。



◆7月1日~23日大阪府議会

世界考古学会議第6回大会がアイルランドのダブリンで開催され、74カ国約1800名が参加しました。世界考古学会議は考古学の学会としては世界最大の規模です。総会では、大阪府の府立博物館の閉鎖あるいは大幅な予算削減を憂慮した声明が決議されました。
               
        詳しくはこちら→
(pdf)
ホームページでの掲載は、www.worldarchaeologicalcongress.org/site/news_pres_30.php

 この声明では、会長のクレア=スミス氏の言葉を引用しながら、次の点を強調しています。
 日本は文化遺産の保護において先進的な国であり、優れた博物館が数多くある国です。なかでも大阪府の博物館は、ユネスコの世界遺産に匹敵する価値を持つ遺跡の展示・解説に役立っており、日本にとっても、世界の人々にとっても国際理解を進めるうえでもかけがえのないの宝物となっています。
 文化遺産の経営・活用策に取り組むことは、大阪府の経済的・社会的な品格を高めることになり、ひいては観光収入も期待されます。
 世界考古学会議は、大阪府に対して短期的な財政状況に左右されず、ユニークで国際的な博物館の継続的な財源確保を期待します。
 世界も、大阪府の博物館問題を憂慮しています。関連記事は7月12日の毎日新聞夕刊にも掲載されました。
 
◆6月13日~7月14日、大阪府が「大阪維新」プログラム(案)についてのパブリックコメントを募集
www.pref.osaka.jp/kikaku/ishin/ishin_pc.html

◆6月29日、大阪歴史学会大会で署名活動

◆6月5日、大阪府が財政再建プログラム(案)を正式に発表
概要はこちら
(pdf)、施設ごとの個票はこちら(pdf)
・弥生博と近つ博:地元との連携を強化し存続
・泉北考古資料館:府の施設としては廃止し,堺市への移管協議
・狭山池博物館:大阪狭山市との共同運営
4月11日に発表されたPT案では、弥生文化博物館は廃止し、近つ飛鳥博物館への移転・集約化とされていましたが、史跡とあわせて文化財を公開する教育の場として維持していくことが妥当とされた。しかし実際には、近つ飛鳥博物館とともに、この1年間の成果にもとづき来年(平成21年度)に再検討という内容になっています。www.pref.osaka.jp/kikaku/ishin/ishin_index.html

6e57a4de.JPG◆6月28日(土)、シンポジウム《文化・芸術・歴史と自治体文化政策》が開催されました→(pdf)

◆5月30日、日本考古学協会の菊池徹夫会長が、24日総会で採択された「大阪府の博物館・資料館見直しに対する決議」を提出→
(pdf)

◆5月30日、PTと教育委員会の第2回公開協議
教育委員会が提案した活性化策→(pdf)

◆5月28日、「今こそ、専門分野の司書・学芸員の“専門”を問う~図書館・博物館における専門スタッフの役割を考える集い~」参加者一同が、 大阪府の博物館・図書館の存続を求める要望書を提出→shaunkyo.exblog.jp/8229161/

◆5月27日、サイモン=ケイナー氏(英・セインズベリー日本芸術研究所副所長)が要書を提出→(pdf)

◆5月24・25日、日本考古学協会大会で署名活動
316名分の署名と、4万6258円のカンパをいただきました。

◆5月17・18日、歴史学研究会大会で署名活動
371名分の署名をいただきました。

5月18日(日)、「大阪の文化財と博物館を考える集い」開催
午前中は弥生文化博物館を見学し、午後は和泉市立人権文化センターで「弥生文化博物館は守らねばならない」が開かれました。討論で は、池上遺跡の保存から弥生文化博物館の設立へ、そして現在に至る経緯を踏まえるとともに、みんなの思いが詰まっていること、その思いを大切にすべきこと が主張されました。
※17日・18日両日で410名分の署名をいただきました。

5月17日、シンポジウム「21世紀の博物館と考古学」開催
dafc8fce.jpg大阪市天王寺区民センターで、文化政策の視点から博物館のもつ意義について議論されました。本会共催。当日は、金関氏に基調講演いただき、矢島氏・佐古氏・岸本氏・中川氏より基調報告いただきました。さらにパネルディスカッションでは松本氏もにもご参加いただき、博物館は周辺への経済効果も含めて評価すべきこと、街づくりの一環としてとらえる必要があることなど、広い視点から議論が交わされました。

◆5月16日、橋下知事、弥生博の地元協力を問う
17日付新聞報道によると、地元市長との会談で、費用負担を含めた参画を打診。

◆5月16日、韓国大学博物館協会から博物館存続の要望書
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釜山大学申敬チョル教授が、府庁に要望書を提出しました。大阪府の博物館は東アジアにとっても大切なもので、日韓の相互理解の上で重要であると主張されました。
要望書→
(pdf)



◆5月15日、博物館関連の学会3会(日本ミュージアム・マネジメント学会、展示学会、全日本博物館学会)が連名で質問状を提出しました。http://www.museology.jp/osaka/osaka_q.pdf

5月11日、「大阪府立弥生文化博物館を守る市民の会」集会開催
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池上曽根史跡公園で大阪府立弥生文化博物館の存続を求める市民集会が開かれました。当日は佐古氏・岸本氏・一瀬氏による講演の後、市民の方々とともに熱い議論が交わされました。博物館設立までの経緯や現在の役割とともに、池上曽根遺跡・弥生文化博物館・弥生学習館の三位一体効果とその将来性も評価すべきと議論されました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-05-12/2008051215_02_0.html

◆5月1日、改革PTと府教委の公開協議がおこなわれる
教育委員会の準備資料抜粋→
(pdf)
www.pref.osaka.jp/zaisei/kaikaku-pt/shian/giron/kyouiku/gaiyou_kyouiku.htm

 


◆4月21日、自然史学会連合(38学会)が博物館施設「見直し」に対する要望→(pdf)

◆4月17日、和泉市長・泉大津市長、弥生博存続を要望→(pdf)
http://www.pref.osaka.jp/zaisei/kaikaku-pt/shian/yobo/200417_yobo.pdf


◆4月13日シンポジウム「歴史遺産と博物1067e634.jpg館」を開催
大阪歴史博物館において、本会主催シンポジウム「歴史遺産と博物館―地域文化力をはぐくむために―を開催きしトークでは、俳優で日本考古学協会会員である苅谷俊介さんが、大阪府の博物館は全国的にみても傑出した内容をもっており、アピールや活用方法しだいで大阪のシンボルになりうるとの力強いエールをいただきました。このほか多賀茂治さん、高田健一さん、向井幸一さんに講演いただき、最後は一瀬和夫さん、福永伸哉さんの進行で熱い議論が交わされました。参加約180名。※毎日新聞に特集記事(4月22日夕刊)

4月11日「財政再建プログラム試案」公表
弥生文化博物館は廃止し、近つ飛鳥博物館への移転・集約化という原案→抜粋(pdf)
http://www.pref.osaka.jp/zaisei/kaikaku-pt/shian/oyakenoshisetsu.pdf

◆4月10日、昆虫担当学芸員協議会が要望書を提出www.mus-ent.jp/modules/bulletin/
日本分類学会連合(27学会)も要望書を提出

◆4月8日大阪府に再要望 直木先生の声明文はこちら→(pdf)
直木孝次郎先生はじめ発起人の先生方と世話人で、10,189名分の署名を提出し、あわせて544名の賛同研究者一覧を添えて、博物館存続の再要望をおこないました。

◆4月4日、日本考古学協会が要望書を提出→(pdf)


◆3月11日、考古学研究会が要望書を提出→(pdf)

◆3月6日大阪府に要望書提出 要望書はこちら→(pdf)
「大阪府の博物館を支援する会」発起人、学術5団体の連名で要望書を提出しました。


◆2月5日、図書館以外は不要、公の施設の廃止・売却を進めるとの新聞報道

◆1月27日、大阪府知事選挙で橋下徹氏が当選


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